網目蜉蝣の仲間〔脈翅(ミャクシ又はマクシ)・アミメカゲロウ目〕24種 工事中

荒川の自然表紙

 荒川では、ウスバカゲロウとクサカゲロウは多く見られ、特に草地などでは頻繁に見られた。2005年頃は河川敷の森や草地が中心だったが、年々人の生活に同化して、郊外の雑木林周辺の人家で多く見られるようになった。特に、河川敷の荒廃が進むにつれて、河川敷では極端に減少してしまった。アミメカゲロウの仲間ではラクダムシやカミキリモドキなどの少数種にも出遭っているが、両者ともほとんど見られず、荒川では希少種である。一方でツノトンボについては、ツノトンボとキバネツノトンボの2種を記録した。ツノトンボは2007年に河川敷の草地で初めて記録、2011年までそれほど多くないが出遭うことができた。キバネツノトンボは2010年に初めて記録、以降爆発的に増えて、2013年には発生地域が、限られた場所から拡大し始め、2015年には拡散した地域でも産卵を記録することができた。

荒川昆虫記表紙

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ラクダムシ亜目 ラクダムシ科 1種

アミメカゲロウ亜目 カミキリモドキ上科 1種

ヒロバカゲロウ上科 1種

ラクダムシ科 ラクダムシ

カミキリモドキ科 ヒメカミキリモドキ

ヒロバカゲロウ科 ヒロバカゲロウ

ヒメカゲロウ上科 11種

ウスバカゲロウ上科 10種

ヒメカゲロウクサカゲロウ科

ウスバカゲロウ科

ツノトンボ科