アシナガバチ亜科 11種 工事中 |
コアシナガバチ1♀ |
||
アシナガバチはどの種も比較的多く見られ、荒川ではどれも普通種である。中には斑紋が微妙に異なり、どの名前にも属さないものが幾つも出てきた。不明なものには、頭に㋐(アラカワの略)を付けて仮称で呼ぶことにした。 |
コアシナガバチの発生数は多く、アシナガバチの中では荒川で最も多いかもしれない。オス、メスの違いは、顔の斑紋としてきたが、見直してみると斑紋の顕著な違いは無く、ここで♂、♀を表記したが間違っているかもしれない。発生場所は比較的明るい場所で、住宅地にも出没する。 |
||
スズメバチ亜科8種 |
|||
2♀ |
3♂ |
6巣作り |
|
4♂ |
5♂ |
||
7働きバチ? |
㋐ハラナガコアシナガバチ1 |
2 |
|
1♂ |
2♂ |
||
キボシアシナガバチとコアシナガバチは似ており、一見しては判別できなかったが、写真を並べてみると腹部の斑紋に違いがあり、見慣れてくるとすぐに分かるようにな。キボシの名は何を指しているのか考えてみたが、腹部の斑紋からすると、キボシはむしろコアシナガバチに分がある。発生場所は明るい所より、森や周辺のやや暗い場所が多い。 |
|||
4♀ |
5♂ |
6♀? |
|
7♂ |
8♀ |
9♀ |
|
㋐カオジロキボシアシナガバチ1 |
2 ※キボシのメスかもしれない |
3 |
|
1♂? |
3働きバチ? |
||
荒川ではセグロアシナガバチは数多く見られ、発生場所は広域で、河川敷のみならず、住宅地にもしばし姿を見せるなど、適応性があるようだ。ここではオスとメス、働きバチを表示したが、間違っているかもしれない。 |
|||
4♂? |
5♀? |
6働きバチ? |
|
7 |
8別種?(胸部の斑紋が異なる) |
9別種?(8に同じ) |
|
1♀ |
3♂ |
||
写真を比較してみると、キアシナガバチとセグロアシナガバチの色合いが異なるのが分かるが、撮影している時は区別がつかない。発生場所は、キアシは森周辺なのに対し、セグロは神出鬼没で様々な場所で遭遇、住宅地でも頻繁に見られる。オスとメスは腹部の斑紋で判別できる。 |
|||
4♂ |
5♂ |
8巣作り |
|
6♀ |
7♂ |
||
1 |
4巣作り |
||
フタモンアシナガバチのオスは森周辺に姿を見せ、大きな巣で集団で行動している。記録数は少なく、滅多に出遭えない。メスとした個体と比べ、オスは小さく、斑紋にも違いが見られる。当初、フタモンアシナガバチとトガリフタモンアシナガバチの比較としたファイルは「オス/メス比較」に置き換えた。 |
|||
2 |
3 |
||
5 |
6 |
7 |
|
2 |
3 |
||
従来トガリフタモンアシナガバチとしていたものが、来館者の方からフタモンアシナガバチのメスとのご指摘があり、訂正しました。オスは少なくなったのに反し、メスは爆発的に増え、単独で活動している。記録された場所も、オスは森周辺、メスは草地で棲み分けがされており、巣についても大きいものはオス、小さいものはメスが単独でいる。 |
|||
4 |
5 |
8巣作り |
|
6♀ |
7 |
||
2 |
5巣作り |
||
ホソアシナガバチは、以前一種で頭に何も付かなかったが、今は「ムモン」と付くものと「ヒメ」と付くものとに分けられている。ホソアシナガバチの写真は数多くあり、全て洗い直してみたが、ムモンしか記録されていなかった。そのかわり、どの名前にも当てはまらない姿の個体が幾つか出てきた。 |
|||
3 |
4 |
||
6 |
7 |
8 |
|
㋐コアシナガバチ Q817 |
㋐フタモンアシナガバチ S514 |
㋐クロヒゲアシナガバチ Za06 |
|