川越市の山車・猩猩(ショウジョウ)

市役所前に定置し人形を立て囃子を披露

(市内デパート保有の山車が寄贈されたもの)

コ メ ン ト

 市役所前の広場は、川越まつりでは大きな役割があるようで、見物席まで設置されている。

 市役所入口には山車が常駐、人形を立てて常時囃子を披露している。市役所近くに屋台囃子が披露されているが、山車の囃子と演目が異なり、別の囃子連と思われる。

 祭初日には市役所前の「山車揃い」があり、賑わうようであるが、通常は1台だけの、祭りとは思えない静けさである。二日目にも「山車巡行」で市役所前に山車がやってくるが、今回は4台だけで間延びした感が否めず、手持ち無沙汰となってしまい、祭り見学としては至って効率が悪い。

 川越まつりの全盛期には、街全体が山車に埋められ、大変な賑わいだったようだが、今回は観光客で大いに賑わっていたものの、山車は疎らで、見つけるのが大変だった。

 川越まつりの山車は29台あるようだが、パンフレットによると今年は13台の参加で、1年おきに半数で運営されるようである。実際は参加を取りやめる町内もあるようで、今回、確認できた山車は9台でしかなかった。川越市の山車も、デパートが保有していたものが寄贈されたとのこと。

 観光客が多くやってくるので、メイン通りの商店会などは繁栄できても、観光収入の乏しい地域では日本の劣悪な経済状況が影響して衰退、後継者不足にも陥り、維持が厳しそうである。

 

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※上の写真は2枚の画像を合わせたモのです

 

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※上の写真は2枚の画像を合わせたモのです

 

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