蜻蛉(トンボ)の仲間

ナツアカネ若齢〜7月

科  名

トンボ科アカネ属

体  長

38o前後(図鑑)

 

〜o

発生時季

7月〜9月

撮影日

2010年7月4日 ♀

撮影場所

河川敷の森や草地

コ メ ン ト

 ナツアカネの発生時期は、年によって6月下旬に見られることがあったが1度だけで、通常は7月に入ってからである。ナツアカネの産卵行動はただ一度として見たことが無く、普段足を踏み入れない荒川と思われ、幼虫で年を越して6月下旬から7月上旬に羽化し、河川敷の森周辺に集まってくるようである。2008年までは数多く見られたが、アキアカネとともに減少傾向に転じ、アキアカネは川沿いに拡散して増加したが、ナツアカネは希少種になってしまった。

 ナツアカネは成熟度に応じて色変わりし、特にオスは老成すると真っ赤に染まり、正に赤とんぼとなる。ここではまだ色変わりする前の若い個体を集めて見た。その年の気候と個体差も加わり、月日で分けることはできず、8月に入ると色変わりすることが多い。

 

 

@ナツアカネの若いうちは、色合いがオスメス同じで、腹部側面に黒の斑紋が有り無しと、腹部末端(尾端)の形状で判別するようである

 

A2010年7月4日 ♀

 

B2007年7月6日 ♀

 

C2005年7月10日 ♂

 

D2005年7月10日 ♀

 

E2012年7月10日 ♂

 

F2012年7月10日 ♀

 

G2011年7月13日 ♀

 

H2005年7月15日 ♂

 

I2012年7月18日 ♀

 

J2011年7月21日 ♀

 

K2011年7月21日 ♂

 

L2011年7月25日 ♀