蜻蛉(トンボ)の仲間

ショウジョウトンボ

科  名

トンボ科

体  長

48o前後

 

〜o

発生時季

6月〜8月

撮影日

20年月日 

撮影場所

河川敷の森や草地

コ メ ン ト

 ショウジョウトンボのオスを初めて見た時、これこそ赤トンボと思った。本格的に昆虫を追いかけるようになるまでは、赤トンボと言うのは1種と思っていたので、真実を知るにつれ、トンボの世界がどこまでも不透明に感じられた。少なくともトンボ科は簡単に判別できると思っていたのに、オス、メスの違いがどこまでも入り組んでいた。ショウジョウトンボは比較的単純で赤と茶褐色で分類でき、分類図は不要と思ったが、オスも未熟なうちは茶褐色で、結局分類図が必要となり、甲斐あってオス、メスの決定的な違いが分かった。オスは森の産卵場所で縄張り争いを展開し、メスは主に草地で放浪し、成熟すると産卵場所へ移動するようである。

 

 

@オスは成熟すると真っ赤になるのに対してメスは成熟しても赤くならず(茶褐色)腹部第8節に下側を向いた突起物がある

 

Aオスが未熟なうちはメスと同じような茶褐色で、色合いはメスとほとんど変わらず腹部末端の状態で判別するようである

 

B2008年6月16日

 

C2005年7月10日 ♂

 

D2006年8月23日 ♀

 

E2007年6月19日 ♂

 

F2007年6月19日 ♂

 

G2008年6月16日 ♀未熟

 

H2009年6月23日 ♀老成

 

I2010年8月16日 ♀若齢

 

J2012年9月27日 ♂若齢