3 ささやかな大冒険 |
1987年7月29日 奥入瀬渓流にて |
子供達がまだ幼児の頃は、私が労働組合の役員をやっていて多忙を極めたが、子供達に少しでも冒険をさせてやりたく、何とか時間をとって近隣の公園や遊園地に連れていった。 それはどもまでもささやかな冒険旅行であったが、子供達にとってはスリルに満ちた大冒険となり、様々な表情を見せた。子供の成長はどれだけ遊ばせるかによって決まり、遊びの中から生活の知恵を学んで行った。我が家では子供達を塾通いさせた事は一度もない。 「ささやかな大冒険」は年齢と共に活動領域を広げ、近県から東北、北海道へと連なっていく。北海道まで足を伸ばした時には長男は中学生となっていて、「巣立ちを促す旅」と意識した。以降も家族旅行をしているが、旅行の目的が、妻を主体としたものに変わっていく。 子供達が小学校に入学した頃にはいじめ問題が表面化してきていた。宿題を多く出す事が良い教育者とし、子供達を縛りつけるとともに、子供達に何が必要なのか、全く考えていなかった。むしろ、教育者としての資質に欠ける者(世間知らず)が学校教育の基幹を成し、日本の基幹を成すべき子供達を白痴化、無能化へと導いていた。 義務教育として、社会に出るには学歴が必要な免許とされ、学校の価値を全く感じずとも、子供達を義務的に学校へ通わさざるを得なかった。我が子が無能にならないように休みの日は学校からできるだけ距離を置くべく、様々な体験をさせてきた。その一環として「ささやかな大冒険」を生活のベースに置いたのである。 生活に結びつかない無用な知識を学歴として重視した学歴社会は、2010年代に入ってから、大手企業の破綻を惹起させ、無能化社会である事を実証した。 妻は私の教育方針に一切異を唱えずに「ささやかな大冒険」で見せる子供達の輝きを楽しんでいた。 |
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1987年7月29日 「青森縦断の旅」の最初の訪問地、十和田湖(発荷峠)
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奥入瀬渓流を探索
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八甲田山麓
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酢ケ湯温泉
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ねぶたの里にて
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ねぶたの里には、過去のねぶた祭りで賞をとったねぶたを展示している
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アスレチックにも挑戦
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7月30日 下北へ向かう(海岸線にホタテガイの残骸)
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下北の野猿
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下北の海
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曇りがちで寒かったが、子供達は海水浴に挑戦
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下北最北端大間崎
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本州最北端の標
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薬研温泉と大畑川
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大イワナを目指したが釣果はゼロだった
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7月31日 霊場・恐山にて
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この一枚の写真だけが赤色が混ざり、光が漏れる原因は見当たらなかった
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橋のかかる川は「三途の川」と呼ばれている
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8月1日 最終日・浅虫水族館を見学してから帰路につく
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1988年7月26日 茨城キャンプ・行きがけに「あぶくま洞へ」立ち寄る
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27日 テントサイトのある久慈川で戯れる
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袋田の滝
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1988年8月18日 小岩井農場にて
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19日 朝食後農場で遊ぶ
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小岩井有料道路を走る
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19日 乳頭温泉キャンプ場を利用
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20日 キャンプ場の朝
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20日 この写真は2枚の写真を合成したもの
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足漕ぎボートで遊ぶ
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キャンプ場に戻って夜は花火に興じる
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21日 朝食を済ませると夏休みの宿題を手掛ける
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写生の宿題にも取り組む
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キャンプ場近隣も散策
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22日 田沢湖遠望
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角館を探訪
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抱き返り渓谷
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23日 テントを撤収すると八幡平方面に北上する
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東北自動車道で南下し、再び盛岡ICで降りて、「盛岡手造り村」に立ち寄ってから、今日の宿に向かう
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24日 繋温泉を出ると東北自動車道に乗って帰路につくが、途中中尊寺に立ち寄る
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1989年8月15日 「裏磐梯高原旅行」は猪苗代湖に立ち寄ってから始まった
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16日 キャンプ場の朝
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キャンプ場を出る前に桧原湖を展望
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五色沼を探索
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17日 喜多方を訪れる
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駅近くの喫茶店でラーメン店情報を仕入れる
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初めて喜多方ラーメンを食す
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昼食後町中を散策
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キャンプ場に戻って夕飯
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18日 朝食風景
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朝食後スカイバレー道路を北上、米沢に向かう
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この写真は2枚の画像を合成したものです
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19日 朝食を済ませるとテントを撤収、会津若松、大内宿へと向かう
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会津若松に立ち寄る・飯盛山に向かう 左は「さざえ堂」
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鶴ヶ城(会津若松城)
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最後の晩は「大内宿」に泊る
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20日 最終日は「塔のへつり」に立ち寄って日光・下野街道を南下、帰路につく
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平成4年8月24日 山形・宮城旅行・遠刈田にて(こけしを巡る旅となった)
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座王にも立ち寄る
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25日 山形城
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25日 山寺(立石寺)
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25日 新庄では祭をやっていた
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出羽三山(羽黒山)に着いた時には17時を回っていた(羽黒山国民休暇村に泊る)
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羽黒山五重の塔
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26日 羽黒山頂上側にある三神合祭殿
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26日 鳴子峡
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鳴子のこけし
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鳴子・吹上沢間欠泉
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青葉城跡
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秋保大滝
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平成6年8月26日 裏磐梯秋元湖でカヌークルージング
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8月27日 阿賀川で川下り
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