第14章 我が家の冒険記⑷

昭和60年8月 阿字ヶ浦海水浴(父と娘)

 昭和60年になると、私は労働組合との係わりが薄くなり、家庭優先の生活に切り替わっていった。職場がらみの拘束は薄らいだものの、幸か不幸か、人間関係は薄らがず、組合役員を一緒にやってきた仲間は、正に戦友となり、付き合いは途絶えなかった。

 時には仲間を我が家に呼んで接待麻雀をやり、妻の手料理を振舞った。年1回を目安に旅行も敢行し、昭和60年は黒部、立山横断旅行に行っている。

 過去の家族旅行では、私の母や義母を伴う事が多かったが、母親では同行し難い冒険旅行、海水浴やスキーでは、義父を誘うようになった。

 父は妻の良き理解者で、私は、父からの援助のことを妻から聞いた事が無いが、厳しい家計の事を考えると、少なからず援助を受けていたと思われる。それは、妻からの要求ではなく、父からの心遣いだったと理解している。

 妻は、普段から父の事を気にとめていて、妻と父の語らいは、互いに笑顔が絶えなかった。子供達もお爺ちゃんには良く懐き、娘が小さい時に膝に乗せた事が無かったそうだが、孫とは膝に乗せて良く喋っていた。

 父を伴った旅行では和気あいあいで、妻も気疲れをせずに済み、父も交えた和気あいあいの写真を多く残す事が出来た。

 1月5日 お婆ちゃんの誕生会

 1月28日 鶏頂山スキー

 2月3日 鶏頂山スキー

 2月25日(土) 菅平スキー 次男が風邪をひき、妻と留守番となった

 3月10日 菅平スキー

 4月5日 森林公園にて

 4月5日 長男誕生会

 4月6日 次男入学祝い

 5月4日 中国旅行(桂林〜陽朔 漓江下り)

 6月13日 次男宿題をやる

 7月8日 筑波科学万博

 7月26〜28日 草津・志賀旅行(妻の妹夫婦も同行)

 志賀にて

 8月8〜10日 大洗・阿字ヶ浦海水浴(お爺ちゃんと一緒)

 二日目・阿字ヶ浦にて(父と娘)

 三日目・大洗水族館

 8月18日 森林公園にて

 10月9日 お爺ちゃんの誕生会

 11月14日 ディズニーランド

 12月21日 次男誕生会

 12月24日 クリスマスイブ

 12月25〜27日 湯沢スキー