第3章 新婚旅行 |
11月24日日 新婚旅行初日・宿にて |
京都には19時30分に着き、叔父に紹介された宿には20時には着いていた。 結婚式当日の日記には、 『11月23日 土曜日 今日は、眞弓さんとの結婚式であった。 今日から、彼女と一生を共にする。眞弓さんは唯一無二の妻である。誰よりも深く愛している。誰よりも幸福にする自信がある。 日記は偽りの少ない、心の記録である。式を終え、程なく新幹線に乗って京都に旅立ち、宿に着いたところである。眞弓さんに、心より語れる事は、決して裏切らないと言うことである。 今ここに誓いたい。 私は眞弓を心から愛し、幸福になるよう努力するとともに、決して裏切らない事を。 未だに結婚したと言う実感が湧いてこない。過去の交わりの延長に過ぎない気がしてくる。しかし、心は確実に深く交わっていると信じてやまない。力の限り眞弓を幸福にする積りである。 眞弓は誓いたいと思う。正明さんに対して、素直で、従順で、いつまでも若い気持ちで、生涯を共にしていきたい。』 後段は妻の直筆で記されていた。 『24日 日曜日 晴・曇 今日は疲れ気味だったが、京都の名所・旧跡を訪ね歩いた。 新婚旅行であるが、今までの旅行と変わらない気がする。新しい生活が始まったわけであるが、婚約期間中の延長と言う気がする。夫婦らしさは前からあったのか、定かでないが、二人でいると、お互いに楽しく過ごせそうである。』 徒歩をベースに京都市内の観光スポットを探訪、最初に二条城を訪れた。(大手門前) |
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24日新婚旅行一日目 二条城へ (大手門前にて)
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(本丸櫓門にて)
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(二条城の石垣)
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(天守閣跡にて)
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(二の丸入り口にて)
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(清流園にて)
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平安神宮にて
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25日 京都から奈良へ移動 法隆寺を探訪
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26日 前日奈良公園内の宿に泊まり、朝から公園内を散策する
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(飛火野にて)
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春日大社
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二月堂
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27日 最終日 大原三千院を訪れる
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